②睡眠は万病の薬

「睡眠は万病の薬」?ってど~ゆ~こと?と思った方の為に次の人の事例をご覧ください。

●腰痛ヘルニアと頚椎ヘルニアで入院したものの腰椎ヘルニアは手術を受けたが、頚椎ヘルニアは手術を受ける勇気が出ず病院で寝ていた。すると、1ヶ月ほどして腰だけでなく頚椎ヘルニアも自然に改善された。

「え?まさか?」「寝ていただけで?」と思った方も多いはずです。

実は、腰や首のヘルニアで歩くことができなくなった人でも、1ヶ月なにもせず、ずーと寝続ければ歩けるぐらいにはなるのです。

なぜならば、人間には自然治癒力が備わっているから。

腰が痛い時に仕事をしたり、運動したりしたら痛みが増し、余計に腰が悪くなっていくだけ。でも、しっかりと睡眠をとり、安静にしていれば腰は自然と改善されていくのです。

よく腰痛の方は病院の先生や整体院の先生にこうアドバイスされませんか?
「運動をして腹筋背筋の筋肉をつけなさい」と。

しかし、いくら筋肉をつけたって、痛みの原因である出っ張ったヘルニアは引っ込んではくれません。

それなのに無理に運動をするから、さらに腰を痛めてしまうのです。どこかに痛みがある時の運動は健康に悪いし、さらに体を痛めるだけのものです。

そうは言っても、皆さんの常識の中では運動は健康に良いという考え方をそう簡単には変えられないですよね。

ここまで読んでもまだ腰痛を治したかったら運動をして筋肉を付けた方がいいと思っているはずです。

では、こう考えてみてはいかがでしょうか?

例えば、あなたが足首を捻挫しました。もう痛くて、歩く事もままならない状態です。

この状態で、運動したり走ったりして、足首の捻挫は治ると思いますか?
運動して足首に筋肉を付ければ、捻挫は治ると思いますか?

これだったら多分みなさんNOというはずです。足首の捻挫だったら、歩く事を控え、足首を使わないように安静にするはずです。

それは安静にしなければ治らない事を本能的に分かっているからです。

「足首が痛くて歩けないから、歩くのをやめよう」という本能が働くので、歩いたり運動したりしないで、治そうとするはずです。

では腰痛の場合はどうでしょうか?

腰痛の場合は足が動くので、走ったり運動したり出来てしまいます。だから運動を止めることをしないのですよ。

でも本当は、足首が痛いのと一緒で腰が痛いのも安静にしなければなりません。

痛いところが足首なのか腰なのかの違いだけです。運動していたら治らないわけです。

スポーツジムに通っていて「痛いところはどこもない!」なんて方はお目にかかったことがありません。みんなあちこちに痛みを抱えています。

腰が痛い時は運動するのが苦痛なはず。苦痛を感じる時、体がSOSの信号を発信しています。「これ以上運動をしないで~」と脳が痛みという形で教えてくれているのです。

このSOS信号を無視するから、脳はこれ以上運動させないようにするためにさらに腰に痛みを出します。

それでも、運動を止めないと、脳はこれ以上運動させないために、腰や足に痛みだけではなく痺れを出し、足や腰が動きにくいようにします。

それでも、運動を止めずに続けていると、脳はこれ以上動くと危険と判断し、腰や足を麻痺させて動かなくするわけです。

さすがに麻痺したら運動も出来ないですよね。こうなって初めて運動を止めることができるのです。

だから、脳の指示に従うこと、つまり体がつらい時は寝る事が一番、ということです。

体は起きている時ではなく、寝ている時に修復されていきます。

寝ている時に体が修復されて行くことを例で示しましょう。

それは風邪を引いた時です。

風邪を引いた時、皆さんは会社を休んで家で寝ていますよね?

仕事をしていたり、遊んでいては風邪が治っていかないのは皆さん経験済みのはずです。

仕事をしている時に「熱が下がって風邪が治った!」となった方はほとんどいないと思います。

解熱剤を飲めば、起きていても熱は下がっていきますが、薬が切れたらまた熱が出ますよね。起きていたら風邪は治りません。

風邪が治っていくのは、寝ている時です。大抵、朝目覚めた時に風邪が治ることが多いはずです。

一日の疲れを取り、体を修復してくれるのは寝ている時。
風邪が治っていくのも寝ている時。
腰の痛みもなくなるのは寝ている時です。

あとは、寝る時の環境をいかに整えてあげるか、です。ただ眠るより、質の高い眠りにつきたいものです。

その中で一番重要なのが枕の高さ。枕の高さをピッタリと合わせてあげるだけで、睡眠の質が上がり、体の修復能力は格段に上がります。

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