③体の歪みを足元に板を入れて取って見る

第一頸椎のズレは体の歪みを引き起こします。体の歪みというのは、肩の位置が左右で違うとか、骨盤の位置が左右で違っているなどのことです。

もっと細かく言うと、第一頸椎から下にある脊椎も歪んでしまいます。

脊椎とは首、背中、腰の真ん中にある骨のこと。頸椎、胸椎、腰椎、仙骨、尾骨のことを指します。

この脊椎が歪んでいる原因が第一頸椎のズレというわけです。

では、この脊椎の歪み、体の歪みを取ると体はどのように変化するのでしょうか?

体の歪みを一時的に取る方法として、足の下に板を入れて、その上に立つ方法があります。

しかし、この方法はとっても難しいので、実際に試して見る必要はありません。「こんな方法で体の歪みが取れるんだ~」とだけ思って、知識として持っていただけたらOKです。

本来、体の歪みのない人は、頭の左右の位置が体の正中線の真ん中にあります。

しかし、体が歪んでいる方は、頭の位置が、体の正中線の真ん中にはなく、左右どちらかにずれた位置にあるのです。

もし頭の位置が正中線よりも右側にあれば、右足の下に板を入れます。

逆に、頭の位置が正中線よりも左側にあれば、左足の下に板を入れます。

足の下にある板を1mm単位で正確に調整し、頭の位置が1mmの狂いもなくピッタリと正中線の真ん中に来るように調整します。

これで、体の左右のズレを一時的に取った状態を作る事が出来ます。

ただし、体は左右に歪むだけではありません。前後(上下)にも歪みます。

体が前後に歪むというのはほとんどの方が初めて聞いたかもしれませんね。

体の前後の歪みというものが何かというと。立って正面を向いた時に、顔が上がっているか、下がっているかが前後の歪みになります。

顔が上がっているか、下がっているかを見るよりも、アゴを指標にして、アゴが上がっているか、下がっているかを見た方が解りやすいかもしれません。

例えば、有名人で言うと、故ダイアナ妃は体が前に歪んでいます。

故ダイアナ妃がインタビューなどで話している姿を思い出していただくと、いつも伏し目がちで、うつむいた状態で話していると思います。顔はやや下側を向き、アゴが下がっていて、目は上を向いています。

このような方は体が前に歪んでいます。

逆に、体が後ろに歪んでいる方は、とんねるずの石橋貴明さんです。

顔が常に上を向いていて、アゴが上がっています。話すときは、目を下に向け、上から見下ろすような形でお話をします。

このような方は体が後ろに歪んでいます。

体の歪みを取るにはこのような、前後の歪みも取らなければいけません。

前後の歪みを取るには、傾斜の付いた板を使います。

体が前に歪んでいる方は、前が高くなっている板に乗って傾斜をつけてあげます。

体が後ろに歪んでいる方は、後ろが高くなっている板に乗って傾斜をつけてあげます。

そして、傾斜の角度は2°~8°の間で、2°刻みぐらいで調整し、顔の面がまっすぐ前を向く状態に合わせます。

こうして、足の下に板を入れて体の左右と前後の歪みを取り除きます。

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