第4章 1ミリの差が奇跡を生む! ピッタリ枕の作り方

①バスタオルを重ねて枕を作る


枕の高さを合わせるには、顔の微妙な上げ下げを修正しなければいけなく、1ミリ単位の微妙な高さ調整が必要となります。ですので、市販の枕を買ってもまずピッタリと高さが合う事はあり得ません。自分で枕を作るしか方法はないのです。

この時に必要となってくるのがバスタオル。

バスタオルを4つ折りにし、何枚か重ねて枕を作ります。

バスタオル枕は基本的に1枚のバスタオルを4枚に折って使用します。(以後、「バスタオル1枚の高さ」とは、バスタオル1枚分の厚さの事を指します。「4つ折りのバスタオル1枚の高さ」とは、4枚に折ったバスタオルの厚さの事を指します。)

バスタオルの折り方は2枚折りでも、8枚折りでも問題ありませんので好きなように折ってもらえばいいのですが、当院で行っているバスタオルの折り方を紹介すると。

まずバスタオルを縦に2つにおります。次に、普通の折り方はそのまま同じ方向に折りますが、バスタオル枕を作る時は横に折ります。このようにして4つ折りにすると、バスタオルの向きを変えずに、バスタオルを1枚ずつ4段階の高さに調整することが出来るのです。

バスタオルを普段のように縦に2回折ってしまうと、タオル2枚分の高さで、バスタオルの向きを変更しないといけなくなり手間が増える。

②バスタオルの素材について

枕の高さは、時にバスタオルを1枚高くすると高すぎるし、1枚低くすると低く過ぎる、バスタオル半分の厚さだったらちょうどいいという時があるほど微妙です。

バスタオルの厚さは使用するバスタオルによっても違いますがおよそ1mmぐらいの厚さですので、本気で枕の高さをピッタリと合わせるとなると0.5mmぐらいの調整をしなければいけないほどの精度です。

しかし、ご自宅で枕の高さを合わせる時は、0.5mmの精度まで求める必要はないので普通のバスタオルで十分です。

その代りに使用するバスタオルはなるべく薄いものを利用します。生地の厚い高級バスタオルというのはバスタオル枕には不向き。なるべく薄いバスタオルの方が適しています。安い物で十分でしょう。家で使い古して、カピカピになったバスタオルの方が逆に好条件となります。

そして、バスタオルの素材ですが特にこだわる必要はありません。バスタオルの素材には綿や麻、化繊などがありますが特に何でも大丈夫です。重要なのは素材よりも厚さ、なるべく薄いバスタオルの方が適しています。

また、今までフカフカの柔らかい枕を使っていた方は、バスタオル枕に変えると枕が堅く感じ違和感を覚える方もいらっしゃいます。その場合は、バスタオルの薄さを優先せず、フカフカのバスタオルを使って見てください。やっぱり自分なりの寝心地というのは大事ですし、自分なりの好みもありますので、自分でちょうど良い硬さのバスタオルを選ぶのも一つの方法です。もしくは次に説明する土台枕で枕の硬さを調整しましょう。

③土台の枕について

枕の高さは人によって全く高さが異なります。

低い人だと4つ折りのバスタオル2枚ぐらいで済む方もいれば、枕が高い方だと4つ折りのバスタオルを10枚も使わなければいけない方もいらっしゃいます。

枕の高さが高くバスタオルを5枚も10枚も使わなければいけない方は、洗濯が大変ですし、バスタオルを折って重ねるだけでも一苦労です。

そこで、枕の高さが高い方は土台となる枕を敷いて、その上にバスタオルを重ねて高さを調整した方が良いでしょう。

土台にする枕の形状は平らでなければいけません。枕の真ん中がへこんでいたり、首の部分に沿って湾曲があるような枕は不向きです。

そして、土台となる枕は柔らかすぎると枕の調整が難しくなるのである程度の堅さのあるものが向いている。よくホテルで使用しているようなフカフカの枕はバスタオル枕の土台としては不向きです。

そば殻やパイプ、ビーズの入った枕も、寝ている間に中身が偏ってしまって1mm単位の枕の高さ調整が出来なくなってしまうので不向き。

羽やウール素材のものも柔らかすぎるので不向きです。

市販されている枕を土台枕として使う場合は、化繊などでなるべく堅いものを選んで下さい。土台となる枕も羽などを使った高級品の柔らかい枕でなく安くて硬めの物で十分です。

土台枕の素材で一番のお勧めは綿です。綿の枕は硬すぎず柔らかすぎず、使い続けていくうちに徐々に綿が引き締まってきて堅くなってきます。この使い古したぐらいの硬さがバスタオル枕の土台としてはちょうどよい硬さです。

土台枕にお金を掛けたくない方は、家で使っていない座布団とかタオルケットを何枚かに折って土台とするのもひとつの方法です。バスタオル枕とは家で余っているバスタオルやタオルケットを引っ張り出してきてすぐに使えるのでとっても経済的です。

次のページ

目次へ戻る