④枕が合えば寝返りをしなくなる

寝る時の姿勢は人それぞれです。仰向けで寝る方、横向きで寝る方、うつ伏せで寝る方。

そして、ほとんどの方が寝返りをうちます。寝ている間に上を向いたり、横を向いたりグルグルと回りながら、一晩のうちに10~20回程度寝返りをうっているとも言われています。

ではこの寝返りはどのような意味があるのでしょうか?

一般的に言われている医学的な認識では、寝返りはした方がいいと言われています。

同じ姿勢で寝ていると、特定の部分だけが圧迫され、血液の循環が滞り、体が疲れてしまう。

寝返りをうつことで、血液が同じところに滞ることなく循環し、体が楽になるので気持ちよく寝られるとのこと。

そして、医者も寝具メーカーも枕の専門家と言われる方たちも、こぞって寝返りをうつことを推奨し、寝返りのしやすいベッドやとか、寝返りのしやすい枕などを販売しているのです。

しかし、私からするとこの常識は間違っています。

枕の高さが1mmの狂いもなくピッタリと合うと、神経が100%全身に流れ、自律神経が支配している血管も働きが良くなり、血液が100%体の隅々まで流れ、体の代謝が最も促進されます。

だから寝ていて気持ちがいいですし、この間に体の疲労した部分や痛めた部分の細胞に酸素を多く含んだ血液が周り、傷んだ細胞が修復され、体が修復されていくのです。

健康に気を使っている方は、ほとんどの方が血流を良くすることに大変関心があります。マッサージをしてみたり、温めてみたりして血流を良くしようとがんばりますが、血流が悪いのは血管を支配している自律神経の流れが悪いからであり、血管も神経が支配していることを忘れている。血流を良くする前に神経の流れを良くしなければいけないのです。

枕の高さが合っていないから、第一頸椎で神経が圧迫され、血液も滞り、苦しくなるので寝返りをうちながら体が楽な位置を探してグルグルと寝返りを繰り返しているのです。

寝返りをうつときは、睡眠が多少なりとも浅くなっています。

意識が戻り、自分の意思で体を右、または左に動かす。そしてしばらくしてから意識がなくなりまた眠りに就く。

だから寝返りの回数が多ければ多いほど、睡眠の浅い時間も多くなり、睡眠の質が落ちる。

ですので、枕の専門家と言われる方たちが言っている「寝返りは沢山した方が良質の睡眠につながる」というのは矛盾している事を言っているわけです。

枕の高さを1mmの狂いもなくピッタリと合わせると、寝ていて気持ちがいいので寝返りをうつことがなくなります。

寝返りは少ない方が睡眠の質が上がるというと。

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