⑦自然治癒力は薬よりも断然治療効果が高い薬

皆さんは自然治癒力の素晴らしさを少し過小評価しているのではないでしょうか?

風邪を引いた時に治してくれているのは、薬ではなくて自然治癒力。薬はただ熱を下げるだけで根本的には風邪を治さないですし、処方される抗生物質は、体に入っているウイルスを退治するものではなく、風邪をひいて抵抗力が弱くなっている体にこれ以上細菌が入ってこないように防御するだけのものなのです。

抗生物質で細菌は退治できますが、ウイルスは退治出来ないのですよ。だからウイスルを退治しているのは自分自身、自然治癒力なのです。

もし、自然治癒力が無かったら大変なことになっています。包丁で指を切ったら、血が止まらない、傷もふさがらない。包丁で指を切っただけで、数日後には死んでしますでしょう。

これだけ、自然治癒力のお世話になっているのに、自然治癒力よりも薬を頼りにしている、だからもっと自然治癒力の偉大さを知ってもらいたいのです。

薬や手術を行って体を治す方法には限界があります。体ってものすごーく繊細に出来ている。

人間の脳は最先端のコンピューターの何倍も複雑な構造をしているし、人間の体は最先端のロボとの何倍もの複雑な構造をしている、

人間の手では作れないほどの複雑な構造をしているということは、人間の手では病気や痛みを完璧には治せないということ。脳であったり、体であったり、構造が複雑すぎる。

人間の体を1mmの狂いもなく正確に修復できるのは、人間の脳、自然治癒力しかないのです。

動きの悪くなってしまった心臓を正しく動かしてくれたり、腰の骨が潰れて、ヘルニアが飛び出してしまった腰を腰の骨が元に戻り、ヘルニアが元に戻るように出来るのも、人間の脳、自然治癒力しかないのです。

そこを、手術をして変なように切ってしまうから、元のようには決して戻らない。

腰痛イ椎間板ヘルニアの方の潰れてて飛び出た椎間板を切ってしまったら、椎間板の厚さが以前よりも薄くなってしまう。そしたら、薄くなってしまった椎間板では上の骨を支え切れなくなってしまうわけ。そして結局、腰椎椎間板ヘルニアを再発してします。

潰れて飛び出してしまった椎間板だって、人間には必要なパーツなのです。

人間には不要なパーツってどこにもない。骨、筋肉、内臓、皮膚など。

昔は盲腸が人間には不要と考えられていました。

大腸の端っこについている器官でなんの役割も果たしていないと。だから盲腸(虫垂炎)になった時、盲腸を切るのになんの抵抗もなく医者も患者も盲腸を切っていた。

しかし、近代になってから、盲腸にも大腸がんを防いだり、免疫を上げる機能などがあることが分かってきたのです。

人間にメスを入れるということは、もう2度と元には戻らないということを理解して欲しい。

病気や痛みから逃れるための手術を受け入れる前に、自然治癒力の力を信じてみてはいかがでしょうか?

自然治癒力の方がよっぽど自分本来の元気だったころの自分を取り戻せるはずです。

もちろん、私は手術や薬を全否定しているわけではありません。

時と場合によっては手術や薬のお世話になった方がいいことだってあります。

特に歯だけは自然治癒力だけではどうにもなりません。

虫歯になった歯を治すには、虫歯を削ってもらうしか対処のしようがないです。だから私も歯医者だけは半年に1回、定期的に通っています。

虫歯にならないように検査をしてもらい、歯にたまった歯石をクリーニングしてもらう。

医者知らずの健康的な私でも歯医者だけは欠かせません。

そういえば、歯にちなんだこんなエピソードがありました。

当院のお客様で、インプラントを入れてから頭痛がひどくなってしまったという50代の女性がいました。

頭痛が耐えられない状態だったので、歯医者へ行きインプラントを外してもらうように言ったそうです。ところが、歯科医が埋め込んだインプラントを引っ張っても、叩いても、どうやっても外れなくなってしまったとのこと。

そこで、その50代の女性は頭痛を改善したいと思い当院にお越しになりました。

しかし、女性の話を聞いた当初、インプラントが原因で頭痛になったのなら、「インプラントを外さない限り頭痛は改善しないよな」と思っていました。

それでも「脳はインプラントが付いた状態で、頭痛がないようにし体を修復してくれるだろう」という思いもあり施術をすることに。

そして、施術を行い、第一頸椎のズレを取って自然治癒力が100%発揮される体になったのです。

それから数日後、女性が家で普段通り食事をしていると、自然とインプラントがポロッと抜け落ちたのでした。頭痛もそれから無くなったそうです。

この話を聞いた時「自然治癒力はそんなこともするんだ~」とビックリしました。

自然治癒力が100%発揮されるようになったら、脳のインプラントをいらないという判断がアゴに伝わるようになったのでしょう。脳の命令を受けてアゴの周りの骨や筋肉が動きインプラントを外においやったのです。

これは人間には出来なかった作業なわけです、自然治癒力だからこそ成しえた技。私も自然治癒力の偉大さを改めて実感したのでした。

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