自然治癒力と免疫力が低下する理由

2022年4月10日

①免疫力とは

人間には悪いウイルスや細菌が体に侵入してきた場合に備えて免疫システムというものが備わっています。例えば、転んで足をすりむいた時。傷ついて壊れた細胞は脳からの命令で細胞を修復しようとします。

 

しかし、転んだ時に体に侵入してきた細菌が細胞の修復を妨げようとする。すると、白血球などが、外から侵入してきた細菌などと戦い退治してくれ、そのあいだに、傷ついた細胞は生まれ変わって修復され、傷が改善して行くのです。

 

これが免疫システムです。

 

細菌を退治する免疫システム

参考:中外製薬

 

毎日のように発生するガン細胞も免疫システムがすぐにがん細胞を攻撃してくれるので、ガンにならずに健康でいられるわけです。

 

もし、免疫システムがなかったら、誰もがあっという間にガンになってしまうことでしょう。

 

この免疫力というものが自然治癒力の中の一つの機能なのです。

 

②自然治癒力とは

自然治癒力とは脳が自身の持っているDNA・遺伝子に書かれている設計図通りに、体を修復して行く機能の事を自然治癒力と言います。

 

転んで足をすりむいた時、足の皮膚が傷つき、細胞が傷つきます。すると脳は自身が持っているDNA/遺伝子の設計図に書かれた通りに、傷ついた細胞を修復し、傷ついた足の皮膚を修復してくれるのです。

 

自然治癒力はDNAに書かれた情報通りに体を修復すること

 

大きな傷の場合は多少はキズあとがが残ってしまい、元通りに戻らない事もありますが、それも年月が経つにつれ少しずつキズあとが小さくなっていくと思います。

 

脳が何年かかっても諦めず、足のキズあとを修復しているのです。

 

また、足をすりむいた時に外から入って来た細菌を退治する免疫システムを発動するのも脳の命令です。

 

脳が「体に敵が侵入してきたぞ!」と感知した時のみ免疫機能が発動するのです。

 

③自然治癒力と免疫システムが低下する理由

ご自身の持っている自然治癒力が、100%発揮されていたら、病気などにはかかるはずがありません。

 

なぜなら、少しでも体に異常が発生したら、すぐに脳がそれを感知し、免疫システムで細菌やウイルスを倒し、DNAに書かれた設計図通りに体を修復してくれるからです。

 

では、なぜ病にかかってしまうのか?

 

それは、自然治癒力が低下しているからなのです。自然治癒力が低下していたら、免疫機能が正常に働きません。いわゆる、免疫力が低下している状態。そこに、細菌やウイルスが侵入してきてたら、免疫の方が負けてしまうので、細菌やウイルスが増殖してしまい、病気になってしまうのです。

 

また、脳がDANに書かれた情報の通り、細胞を修復して、体を改善していく作業も追いつかなくなってしまいます。

 

どんどん、どんどん、DANに書かれた設計図とは違った形に細胞や器官が変形し、病気となっていくのです。

 

例えば、胃に穴が出来て、胃潰瘍になるとか、気管支に炎症が出来て、気管支喘息になるとか。DANの設計図に書かれた形以外の形に器官や細胞がなってしまうのです。

 

では、自然治癒力が低下するのはどのような場合なのでしょうか?

 

それは、脳の命令が、体の器官や細胞に正しく伝わらなくなった時です。脳と体の器官や細胞は神経によってつながっています。

 

脳の命令はこの神経を伝わって、体の器官や細胞に伝わり、免疫力を発揮したり、壊れた器官や細胞を修復して行きます。

 

しかし、この神経の流れが途中で止まってしまうと、脳の命令が体の器官や細胞に届かなくなり、脳の修復しろと言うメッセージを受取らなかった体の器官や細胞は免疫システムが発動されず、悪い状態のままとなり、病気となってしまいます。

 

では、この神経の流が止まってしまう場所はどこなのでしょうか?

 

神経の流が止まってしまう場所は下記リンクをご覧ください。

 

>> 自然治癒力を高める方法

 

自然治癒力には食事も大事

アルコール、カフェイン、タバコ、これらの物質も自然治癒力の低下につながります。なぜなら、これらの物質は神経に作用して、神経の流を悪くするからです。

 

例えば、アルコールやカフェインが質の良い睡眠の妨げになることは良く知られていますが、タバコも神経に影響して質の良い睡眠を妨げます。

 

参考:e-ヘルスネット(厚生労働省)

 

神経の流が悪くなれば、脳の命令が体の器官や細胞に届かなくなり、体が修復がされないということ。

 

例えば、「普段はあまり風邪を引かないけれど、風邪を引くタイミングは大抵アルコールを飲んだ時だ」と言う方はいませんかね?

 

カフェインやタバコは飲んだり、吸ったりする人は毎日の事なので、なかなか風邪を引いたタイミングと合わせて考える事は出来ませんが、アルコールを時々飲むという人だったら、振りかえってみると風邪を引く時は決まってアルコールを飲んでいたなんてことはないでしょうか?

 

初めて聞く人は納得できないかも知れまが、アルコール、カフェイン、タバコは免疫力を下げているのです。

 

アルコール、カフェイン、タバコを完全にやめろとはいいませんが、アルコールを毎日飲んでいるという方は、週3回に減らして見るとか、コーヒーを1日5杯は飲んでいるという方は、1日1杯に減らして見るとかしてみてはいかがでしょうか?

 

カフェインレスコーヒーに代えてみるのもひとつの手です。

 

免疫アップにカフェインを止めてみる

 

タバコの神経に対する影響は一番強いので、減らすだけでは無駄です。自然治癒力を高めたかったら止めるしかないでしょう。

 

アルコール、カフェイン、タバコを体から完全に除去したい場合は下記リンクをご覧ください。

 

>> 2週間毒出しプログラム