本の続き|2週間毒出し

2022年3月30日

著書 手づくり枕整体の続き

※著書、「手づくり枕整体」ではページ数の都合上、2週間毒出しプログラムの手順について書ききれませんでした。

 

本Webページ上で、本の続き2週間毒出しプログラムの手順について、解説いたします。なお、2週間毒出しプログラムの概要については著書「寝ている間に、コリと痛みがスッキリ取れる 手づくり枕整体」に記載してありますので、そちらを先に読まれた方がこの先の話のつながりは理解しやすくなります。

 

2週間毒出しプログラムの手順

2週間毒出しプログラムをお勧めしない方

まず、薬を飲まれている方はこのプログラムをお勧めしていません。

 

本毒出しプログラムは神経の流れを妨害する物質、アルコール、カフェイン、タバコを体から排出して神経の流れを良くすることで体の不調を取除く手法です。

 

しかし、薬は神経を止めたり、流したりと操作して疾患を改善していくものなので、このプログラムを実行しても100%神経が流れる状態にはなりません。

 

薬の種類にもより、神経の流れに影響を与えないものもありますが、私にはどの薬が神経を操作して、どの薬が神経を操作しないか分からないので、とりあえず、どのような薬でも飲まれている方は対象外とさせて頂きます。

 

どうしても2週間毒出しプログラムを試して見たいという方は薬を止められるようになってから挑戦して下さい。

 

次にタバコを吸われている方もこのプログラムの対象外となります。「2週間だけタバコを止めることなら出来るよ!」とか「今日からタバコを止めるから是非試して見たい」と思ってもダメ。

 

なぜなら、タバコを止めても神経に影響を与える物質ニコチンが、歯の回りや、肺にこびりついていてすぐには取れないんですよね。

 

ネットを調べるとニコチンは30分でなくなるとか、3日で体から完全になくなるとか色々書いてありますけど、そんな短い時間じゃなくならないと思います。だって、タバコの口臭って3日だけじゃ消えないでしょ?タバコの口臭が消えないうちは口の中にニコチンが残っているという事。

 

私も夫もタバコを吸わないのでどのくらいの期間禁煙をすれば体からニコチンが完全になくなるか分からないのですよね。多分1ヶ月とか1年とか、そのような単位だと思います。

 

また、タバコを止めても部屋の中にもニコチンがこびり付いている。カーテンや壁などがタバコ臭い状態だったら、その匂いが落ちるまではニコチンが体に入ってくると考えていいと思います。

 

とにかく、この毒出しプログラムではどんなに少量の毒でも体に取り入れてはいけない。

 

もし、喫煙者がこのプログラムを実行したい場合は禁煙してから1年とか2年とか経過してから行うのがいいのではないでしょうか。

 

カーテンを洗濯し、壁は拭き掃除をする、徹底的に部屋を掃除しニコチンを部屋から排除しましょう。当然、同居者に喫煙者がいる場合もこのプログラムで成果を上げる事は出来ません。

 

同居人はタバコを家では吸わず外で吸うから影響ないと思っていても、タバコを吸ったら、髪の毛や衣服にニコチンが付く、そして口の中にニコチンがこびり付いている。喫煙者の近くに寄っただけで、ニコチンを体に取り入れてしまうのです。

 

万能酵母を用意する

使用する万能酵母は何を使っても構いません。ただし、飲む量などの目安が違ってくるかと思います。

 

ですので、飲む量は自分で万能酵母を作るならその作り方を教えてくれた方に聞き、市販の万能酵母を買うなら製造している会社に聞きましょう。

 

万能酵母は健康食品であって、薬ではないので飲む量とかを製品に記載する事が出来ないのですよね。

 

でも本当はベストな飲む量とか、飲む時間とかがあるのでメーカーに聞いてみるのがいいと思います。

 

私の場合は株式会社HBHという会社が作っている「酵母くん」という商品名の物を使っています。

 

酵母くんは小さなボトルに液体で入っていて、この液体を水で薄めて飲みます。水で薄める量はお好みで構いません。1日1回、夕食後~寝る前の間に飲みます。飲む量はボトルの5分の1の量。製品には1箱に6本のボトルが入っているので、毎日飲むとちょうど1箱で1ヶ月分あります。

 

2週間毒出しプログラムの手順

まず、2週間毒出しプログラムの前日の夜、夕飯を食べ終わってから寝るまでの間に万能酵母を飲みます。

 

万能酵母を飲んだ後はアルコール、カフェイン、タバコを取らないようにして下さい。また、夕飯時の飲酒も止めておきます。多少のアルコールでしたら解毒はしますが、どのくらいの量まで大丈夫なのか判断が出来ないので毒出しプロフラム前日の夜の飲酒は禁止とします。

 

そして翌朝、体から完全にアルコール、カフェイン、タバコの毒が出きった状態になります。人によってはこの時点で体がスッキリした状態になったり、体の痛い部分が軽減されたりします。

 

もちろん、あまり変化を感じない方もいますが気になさらず続けましょう。ここから2週間毒出しプログラムのスタート。

 

これから2週間連続で、微小な量のアルコール、カフェイン、タバコも取らないようにします。そして、毎晩、夕飯後から寝るまでの間に万能酵母を毎日飲みます。飲む量は製品ごとに異なります。

 

酵母くんを使う場合はボトルの5分の1の量を適当な量の水で薄めて飲みます。

 

この酵母くんは毎晩飲んで下さい。理論上は酵母くんを最初に1回飲むだけでアルコール、カフェイン、タバコが体から出きっているので、あとはこの状態を2週間続ければいいだけ。

 

しかし、これらの毒素は気が付かないうちに体に入ってしまう事があるので毎日酵母くんを飲み、毎日解毒をします。

 

気付かなかったが料理にアルコールが入っていたとか、喫煙者の近くによって、いつの間にかニコチンが体に入っていたなどよくある事です。

 

ですので、毒を摂取したかしていないかに関わらず、毎晩万能酵母を飲んで毒出しをするのです。そうすれば万能酵母には即効性の解毒作用があるので翌朝には解毒が完了している。

 

翌朝には体がスッキリした状態を味わえるのです。解毒が出来たかどうかは人によって感じ方は違います。首や肩が柔らかくなるとか、腰が楽になるとか、頭がスッキリするとか、気分が良いとか色々。

 

また、解毒をするのでお腹がゆるくなる方もいます。便がゆるくなる事で、素早く体から毒を出しているのでしょう。

 

この体に毒がない状態を2週間、14日間続けます。そうする事で体の痛かった所や症状が劇的に改善します。

 

もし誤って少量の毒を摂取してしまった場合は、毒出し期間を1日延長します。14日プラス1日で15日間続けて下さい。3日間、毒を取ってしまった日があったら17日間続けます。

 

ただし、延長が効くのは少量の毒を摂取した時だけです。ビールを1口飲んだとか、お茶を1口飲んだなどの場合は最初から2週間やり直し。あくまで、料理に料理酒が使われていたとか、他人のタバコの副流煙を一瞬吸ってしまったなど、少量の毒素が入ってしまった場合のみ延長が可能です。

 

カフェインだったらお茶を飲もうと口に入れたが、すぐに吐き出した時などは少量の毒を取ったと判断します。

 

カフェインやアルコールって、飲まなくても口に入れた瞬間すぐに口の中から体に吸収されているのですよ。だからすぐに吐き出しても、遅いのです。

 

このように少量の毒を取ってしまった場合は、毒出し期間を1日延長します。毒を取ったのか取らなかったのか分からないという場合は、とりあえず毒出しを2週間程続けて見て下さい。

 

すると、これらの毒に対する抵抗力がなくなるので、アルコールの臭いを嗅いだだけでも、首が硬くなり、顔が赤くなります。

 

顔が赤くなった場合は毒を取り入れてしまったという判断基準になります。その基準を持って毒出しプログラムをもう一度試して見ると毒出しプログラムが達成できたのか出来なかったのか判断できると思います。

 

2週間または延長期間も含めて毒出しを続け、体の痛みが劇的に改善したらそこで毒出し終了です、お疲れ様でした。

 

今後はこれらの毒を取り入れても問題ありません。ただし、前ほどではありませんが体の痛みは多少戻ります。とはいっても、前ほどひどくなることはないので、我慢できる範囲かと。

 

あとは自分でこれ以上は体がきついと思ったらまた毒出しを再度始め、体のつらさが許容できる範囲だったらアルコール、カフェインを取り人生を楽しめばいいのです。

 

私も夫も常に毒出しをしているわけではありません。夏と年末年始は毎日のようにお酒を飲んでいますし、春と秋は2週間の毒出しをする事もあります。生活の楽しみと体の調子を天秤にかけてお酒を飲めばいいのではないでしょうか。

 

ただし、カフェインだけほぼ取りません。個人差はありますが私の場合はカフェインを飲んだあとは体調の悪さをとっても感じるんですよね。

 

アルコールを飲んだ時は気分が良くなるので体調の悪さを感じないのかもしれませんが、カフェインだけはどうもダメです。

 

自分の体調と相談して今後の毒出しは決めましょう。

 

次のページ