北枕が健康に良い
寝るときに方角の北を向いて寝る北枕ですが、大抵の人はあまり良いイメージがないのではないでしょうか?
小さいころのうる覚えですけど、北を向いて寝るのは死人、西を向いて寝るのは怪我人や病人。東か南を向いて寝るのが正常な人と親だか祖母から聞いて、長いい間それを信じて生きてきました。
だから、寝るときはかならず、南か東を向いて寝ていました。知らない土地に旅行に行ってホテルで寝る時もかならず東か南を向いて寝ていました。
ネットなんかで調べてみると、なんでも仏教ではお釈迦様が無くなられた時に遺体を北向きに寝かせていたので、縁起が悪いという事になったみたいです。
ところが、カイロプラクティックの勉強をしてからは北向きに寝ることが良いことを知ったのです。
カイロプラクティックを世に広めたアメリカのBJパーマーという人物がいます。彼が北向きに寝ることを推奨しています。
地球には磁場というものがあり、それが北から南に向けて流れています。人間の神経も体を治すときは、脳から体の下に向けて流れていきます。
神経は電気の流れのようなものなので、磁場の影響を受けてしまいます。だから、東や西を向いて寝てしまうと、北から南に向かって流れている磁場が体を横切るので、神経の流れを邪魔してしまいます。
また、南を向いてれると、磁場は体の下から上に向かって流れることになるので、体を修復する神経の流れと逆行して、同じく神経の流れを悪くしてしまうのです。
ですから、北向きに寝と、磁場の流れを同じ方向に神経が流れるので、神経の流れが速くなるということです。
神経の流れが速くなると、脳からの命令が体の傷んだ器官に素早く届くことになるので回復のスピードが上がるというわけです。
ですから、体の回復の為には北枕で寝ることがお勧めなのです。
何でも北枕で寝ると神経の流れが19倍になるとBJパーマーは言っています。
当院に来た方なら判ると思いますが、北枕で寝ると枕が下がって行くスピードが他の方角に比べて早くなるんですよね。
私もカイロプラクティックを始めてからは北枕で寝るようにしています。最初は縁起が悪いような気がして嫌な感じはありましたが、何回か寝ているうちに北枕になれました。
ただし、北枕が良いのは木造の部屋で寝る場合だけです。鉄筋の部屋で寝る場合は効果がありません。
鉄筋では磁場が中でグルグル回ってしまい、北から南に磁場が流れなくなってしまうからです。
鉄筋の場合はどちらの方向を向いて寝ても修復のスピードに変わりはありません。
私は今、鉄筋のマンションを借りて住んでいるのですが、ずうっと北枕にして寝ていました。効果がないのは知っているのですが、なんとなくカイロプラクティックを始めてから北枕に慣れてしまったもので。
でも、ここ数年運が悪いなーと思うことがあるので、先日から南向きで寝ることにしました。これで運が良くなりますかね?
ではでは。
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